ささちゃんくらい

ただの屑籠

とまらなくても

涙が止まらない。就職試験がうまくいかなかったから。と言っても試験に落ちたわけではなくて受けられなかったんだ。しかも自分のせいではない。自分の不手際だったらあきらめがつくけど。でも誰も悪いわけじゃないんだ。誰も悪くない。詳細は他人のプライバシーあるので話せないけど。しょうがない。諦められないけどあきらめるしかない。新幹線でもホテルでも家に帰ってからも涙が止まらなかった。死んじゃいたい。そう思ってもどこか次の試験で頑張らなくちゃ。そう思う自分もいて。しょうがないしょうがない。そうやってごまかすしかなくて。もうしんどくて死んじゃいたくて。これは誰かの陰謀だみたいに簡単に確証がないあいまいな結論にすがりたくなるほど弱っていって。夜の闇にのまれるとふとこの先が見えなくてつらい。初めて友達にいきなり電話を掛けた。電話をするときは電話しても大丈夫か聞くのに。鼻声で多分相手も何言ってるかわかんなかったと思う。人前で泣くのはみっともないけど新幹線のデッキの公衆電話があったところに顔うずめて誰のせいでもないって言い聞かせながら涙はとまらなかった。どうしようもない。しょうがない。でも私は数少ないチャンスを失った。やれることやってうまくいってた矢先にこんなことになるなんて。スケジュールもきつかったけど頑張ったらいいことがあるから。そう信じていたのに。私は誰よりも我慢してきたのに。家庭環境がきつくても。けなされても殴られても教科書びりびりに破られても家事全部押し付けられても親が離婚して金なくなってバイト漬けになってもコロナの移動制限で会いたい人に会えなくてもしょうがないしょうがないって言い聞かせて先にある未来に期待していたのにひどい。なんで苦労してないやつが幸せそうにしてんだよ。

 

でもしょうがない。だれも悪くない。仕方ない。そういうこともあるよね。じゃあ自分のこのやるせない気持ちはどこにぶつけたらいいんだよ。負のパワーを源にしてなんて馬鹿げてるけど絶対値なのかもしれない。

しんどいしんどいどうやったら楽になる?

就職浪人なんて絶対したくないし

というかただでさえ学費きついのに。自殺して死ぬ未来しか見えないんだ。今すぐ死にたい。死んで楽になりたい。解放されたい。死にたい死にたい死にたい死にたい早く楽になりたい。