後編でストーリーについて言及します。
この前編では私のしょうもない身の上話が大半で、感想は大雑把でお粗末な文章なのでよっぽど暇である人にしかおすすめしません。あと新海誠さんのファンでもなければ、出演者の方のファンでもない普通の一般人が描いたブログです。ご了承ください。
思ったよりアウトプットがクソだったので後編は力を入れて執筆します。
「すずめの戸締まり」を観にいってきた。
出演者の方がすずめの戸締りじゃなくて戸締まりですよーって呼びかけを行っていたツイートを見たけど
(検索してもそのツイートがヒットしなくてみつけられませんでした。)
いかんせん自分のパソコンの変換は戸締りって出てくるのよ。かなしいね。匿名の個人でゆるゆるやっているブログなので誤字は大目に見てください。
わりと公開されてすぐ行ったのだけど、その割に感想を書くのがだいぶ遅くなった理由はいろいろ考えてたとか忙しかったとか全くそういうのは無くてただ単にはてなブログにログインするのがだるかったから。
重い腰上げていざ書こうとしても全然観た直後のあの新鮮な感覚がかえってこない。ということで主題歌を聞きながら書きたいと思います。
(前置き長くてすみません)
まず、観る前に新海監督が「地震の警報みたいなの出るから気を付けてね~」みたいなツイートをしたのが印象に残っている。
映画『#すずめの戸締まり』
— 映画『すずめの戸締まり』公式 (@suzume_tojimari) 2022年10月22日
ご鑑賞予定の皆様へ pic.twitter.com/KVfAk6s2aw
すみません、制作委員会の方のツイートでした。
それを見たとき正直どういうストーリーなのか全く想像つかなかった。
地震の警報が映画の中で重要なものなのかどういった風に作用するのか全然わからなくて知りたかったけど、映画を観て知りたかったので、周りの友人からもネットからも情報を遮断して新鮮な気持ちで観に行った。
滝〇ガレ〇が紹介していた批判しているブログを観て、影響を受けたわけじゃないけど(少しは影響されてるかもだけどね)わりと自分も似たような感覚を持っていて、ああそうだなって共感することがあった。確かにストーリーには「ん?」と思うところが多々あった。
忘れかけてるので、もう一回しっかりと観てブログ後編でストーリーに言及するとする。
まず、田舎の映画館なので全然ひと気がなかったのだが、すずめの戸締まりだけはとても人が多くて驚いた。やっぱり新海誠作品の人気はすごいんだな~と思った。
ちなみに「言の葉の庭」「君の名は」「天気の子」は映画館で見たことありますが、ほかの作品は見たことないですね。
天気の子はガチの地元(田端)が出ていてうおおおおってなりましたね。田端駅の北口はアトレもあってパチンコ屋さんも見えて資料館もあってマックもあってものすごい栄えているように見えるんですけど、少し歩いて南口に行くと全然景色が違うんですよね。あの坂道も山手線の景色の切り取り方もああ、そこに目をつけるんだって思いました。普段なら見逃してしまう当たり前の風景も今どきの若者言葉を借りると等身大でありつつもうまくエモい感じに捉えているのでめちゃくちゃすごいなーって圧倒されますね。でも下校途中でも、山手線のあのせわしなく走る様子にも高校の前でされる予備校の勧誘にもたしかに青春はあってその時々によって見え方・切り取り方は違っているからどう感じたのかちゃんと覚えておいて経時的に振り返る必要があるって思いましたね。王子上中里あたりって都会でもない田舎でもない。下町?なのかな。でも浅草とか押上あたりの感じとは違う。なんか暖かいと冷たいの間みたいな。ぬるいって言ったら言葉は悪いけどでもそれが一番適切な言葉な気がしますね。渋谷まで行くと多様性というかほんとにいろんなところから人が集まってて自分が自分でなくなるって感じがしますけど、自分が埋もれずに丁度自分であるって認識できるくらいの場所だなあって思います。注目されがちな大都会の渋谷と地味ーで目立たない田端の対比も見どころだなっておもいました。
新海誠さんは東京の現実を描くのが本当に上手いんですね。天気の子でもラブホやバニラが出てきたときはそういう面までちゃんと書くんだなって思いました。池袋とかに遊びに行くとハッピーメールという出会い系サイト(あまり健全なものではないと思われる)の広告が大々的に掲載されていたり、わりと水商売の境界線があいまいというか金銭と性の結びつきが幼少期の頃から刷り込まれるというか。ああそういう東京のあまりよくない面に問題提起をしたかったのかなって思いましたね。(見当違いでしょうがあくまで勝手な想像です)
今回も日大がある御茶ノ水あたりが出ていて、個人的には御茶ノ水の駿台で朝八時から夜八時まで模試を受けたのを思い出して胃が痛くなりました。御茶ノ水は東京のど真ん中で皇居も近いし、でも緑もあって楽器街でもあってオフィス街でも学生街でもあるし少し場所が違うだけで全然風景が違って見えるので御茶ノ水と言えば?ときかれて○○です!ってすぐに答えられる感じではないですよね。
まあだいぶ脱線しましたが、(そして主題歌は終わったので今は神聖かまってちゃんを聴いています。影響を受けて文体が変わったら察してください。)
映像の美しさ・音響の壮大さがものすごいなって思いましたね(語彙力)
ツチノ・・・じゃなくてミミズがうにょ~ってなったときにああ世界が終わるんだよなって思いましたね。
「る」と十明さんの歌が始まった瞬間に震えましたね(実際に武者震いしました)
とまあ音響とか映像について専門的なことは全く分からないのでとにかくすごいとしか言えないですね。こんなに美しい風景があるんだって。なんでこんな美しい風景を創造できるんだよって世界の見え方が全然違うんだよなクソ!って思いました(烏滸がましすぎる)
地震が起きるときにはミミズがーとかナマズがー(あれ?ナマズだっけ)とか、雨が降る前には燕が~とかわりと自然や天候と生き物を関連付けるというか言い伝え的なものはあるんですよね。そういうのをうまく取り入れる発想がすごいって思いますね(語彙力)言い伝えがファンタジーの世界につながっているというかキーになっていて。言い伝えって結局は長い時間をかけた人と人との伝言ゲームだから全然違う帰結になっているっていうことも多々あると思うんですね。だからこそ言い伝えって創作みたいなものでファンタジーに通じるところもあると思うんです。
そのあいまいで正確ではないものにこそ価値を感じているんだと個人的には思いましたね。
あとやっぱり新海誠作品を観ると、学生時代の青春とか学生時代に何か重要なことを経験したり成し遂げたりすることがものすごく尊いものだと感じているんでしょうね。アイデンティティが確立していない時期に何か価値観を大きく変えるような出来事に遭遇すると人生がぐっと違う方向に変わっていく、まあそんな気はしますね。
ちょっと何が書きたいかわからなくなってきました。
どちらかというとストーリーに言及したかったのでそれ以外の要素は前編に詰め込んでこんな雑な仕上がりで、もう一度観に行ってちゃんとストーリーに言及します。